 |
暫定税率失効に伴う緊急対策 |
 |
大変、残念なことでありますが、ガソリン関係の税制関連法案が成立せず、ガソリン、軽油の暫定税率が本日、失効致しました。福田総理も、ぎりぎりの努力を行ったものの、最終的に混乱を防げなかったことに対し、大変残念であり、心よりおわびするとの声明を出されました。私も、同じ思いであります。
こういう事態になった以上、政治の責任で、消費者や安定供給を担うガソリンスタンドの方々にご迷惑をかけないようにするため対策に全力を投じるほかありません。
私は、ここ数日、政府の要所、党内に対し、ガソリンスタンド、特に中小・零細の方々の置かれた状況の厳しさと、流通の混乱の可能性について、現場の実態を踏まえて、縷々説明をしてまいりました。
福田総理は、関係閣僚に対し、必要な措置を直ちに講じるよう、指示を出されましたが、これに即応する形で、甘利経済産業大臣には、ガソリンスタンド向けの経営安定策を、31日夜、発表していただきました。
その内容は、ガソリンスタンドに対する資金繰り支援を中心としたものです。まず、信用保証基金によります特別信用保証、これは借り入れの限度額を2,000万円から、一時的でありますが、最大7,000万円まで拡大をします。
それから、特に大きな影響を受けている事業者に対しましては、運転資金の借り入れに係る特別利子補給が新たに実施されます。この特別利子補給制度ですが、3月、4月と前年同月比で売り上げが2%減以上の影響を被っている事業者に対しまして、1スタンド当たり520万円を借り入れの限度とし、その利率は0.4%として計算をし、それを超える分についての利率分に対し利子補給がなされます。
さらに、特に中小企業のガソリンスタンドに対しまして、政府系金融機関などが、全国に特別相談窓口を設け、きめ細かな対応を行うこととしていただきました。資金調達の円滑化のために、政府系の金融機関等からセーフティネット貸付も実施してもらいます。
六左エ門は4月1日朝8時、自民党政調全体会議において、信用保証基金量が足りるのか、又、中小ガソリンスタンドはそれぞれ今までの融資のつきあいがあり、その為「今までの借入金の返済に一部においていけ」とか、融資が実行されるときの悪しき慣習が行なわれない様、今後の融資は全額きちっと事業者の方に渡るように、細かい手当をするように主張致しました。使い勝手の良い血の通った対策をしなければなりません。
甘利大臣からは、また、消費者に迷惑をかけることがないよう、広報を早急に行うとともに、石油流通の状況を日々チェックし、きめ細かな流通の安定対策を実施していただけるという表明もいただきました。省内に対策本部も作っていただいたともお聞きしました。
甘利大臣には、私のお伝えした現場の声も考慮していただき、スピーディに多大な努力をしていただいたものと感謝しております。
現場の声を日々お聞きしながら、引き続き、努力をしてまいります。
|