
新潟局では一昨年 初代一日局長に当市の名誉市民であり早大名誉教授である会津八一博士にその椅子についていただいたが、その際局員を前に語られた講話中から、 はしなくも従来坪内逍遙の文であると伝えられた、日本郵便の父 前島密を讃える記念碑の碑文は、博士自身の手で書かれたことが明らかにされ、 その奇縁の深さに大きな反響を呼ぶと同時に、郵便史の一端に訂正を加えるという大きな拾いものをした。
(昭和29年4月の「新潟郵便局たより」より)
昨年はまた博士の推せんによって和田商工会議所会頭から一日局長になってもらい、一流企業家独特の識見から郵政事業の公共性と独立採算制の盲点について、 極めて貴重な御意見を頂戴した。